この「靭猿」は狂言の世界では、役者さんとして初舞台になる、とっても大切で、おめでたい演目です。
野村又三郎家の長女、野村さよ(さよちゃん)が4歳にして、お猿の役で初舞台を踏みます。さらに、お父様である、野村又三郎さん、お兄ちゃんの野村信朗くん(10歳)と同時に出演する・・・というめずらしいお舞台でもあります。
さよちゃんの、かわいらしいお猿の演技と、ちょっぴり、ホロリとさせられるお話。
そして、最後は大爆笑という、とってもとっても、楽しいお話です。
名古屋では、しばらく子方(子役)になる子が、さよちゃん以降はいませんから、
この「靭猿」はとっても貴重な舞台になりそうです。
まいまい狂言会スタッフ ちーさん